俺様王子☆年下カレシ2
「もちろん。鈴ちゃん声でけぇし」


「うわっ、そうくる?ほ~んとアンタたち二人はいつも一緒だよねぇ。仲良しもいいけど、遊んでばっかないでたまにはうちの事、手伝ってよねぇ…」


姉ちゃんは一歩の言葉に苦笑すると、オレらを通り過ぎ友達と帰って行く。


「太久、やっぱ今日オマエんち行く」


一歩は、ニヤッとしてオレの肩を叩いた。


ハイハイ、一歩の目当ては姉ちゃんだろ?


オレの目当てはゲームなんだけど。


一歩、家でゲームやらないわりには上手い。普段不真面目な割に頭いいし、こいつの部屋には、本しかない。


< 37 / 111 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop