俺様王子☆年下カレシ2
一緒に帰りながら、彼女がオレを見上げる視線にドキドキする。


今まではどちらかが座ってたから、 彼女と目線が同じ高さだった。でも今日は、二人の身長差をいつもより意識してしまう。


「浜中くんって、お姉さんいるんだねー」


「えっ?何で知ってんの」


「たまに見かけるよ、二人で喋ってる所」


ま…マジ!あれっ。いつ見られてた!?


それにしても、彼女と間違えられなくて良かった…。


「オレはあんま学校で話したくないのにさ~、向こうから寄ってくんの」



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