俺様王子☆年下カレシ2
太久4
朝の教室で。
「ほ~。それで?」
オレの目の前で、ニヤニヤ笑う一歩。
「彼女に借りた本だからか、すぐ読めてさー。読書感想文やっと書けたぜっ!」
「良かったじゃん。じゃあ今日本返すわけ?せっかく接点できたのに」
う…。接点で思い出した。
彼女、一歩が好きなんだったな。
言ってもいーけど、一歩に彼女の気持ちを伝えた所でコイツがその気になるワケないし。
「これ、一歩も読む?」
「こーいう本はあんま好きじゃない」
一歩は中身をパラリと読むと、オレに本を返す。
「ほ~。それで?」
オレの目の前で、ニヤニヤ笑う一歩。
「彼女に借りた本だからか、すぐ読めてさー。読書感想文やっと書けたぜっ!」
「良かったじゃん。じゃあ今日本返すわけ?せっかく接点できたのに」
う…。接点で思い出した。
彼女、一歩が好きなんだったな。
言ってもいーけど、一歩に彼女の気持ちを伝えた所でコイツがその気になるワケないし。
「これ、一歩も読む?」
「こーいう本はあんま好きじゃない」
一歩は中身をパラリと読むと、オレに本を返す。