俺様王子☆年下カレシ2
「おぅ。じゃ、待ってる」


「うんっ!ありがとう」


彼女は最高の微笑みでオレに笑いかけると、髪をなびかせパタパタと駆けて行った。


その後ろ姿を見つめながら、


トロンとなるオレの目。


「お~い。浜中!鼻の下のびてるぞぉ?」


「なっ…先生。まさか、んなワケないじゃないっスかぁ~。嫌だなぁ…」


先生オレの顔見て、ニヤニヤ笑ってっし。


一歩に続き、先生にまでバレバレじゃん。



もしかしてオレって…


わかりやすいヤツ?



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