戦国ライフ-もうひとつの空-
時宗)「本当、お前のいるとこ騒動ありだな。で?今度は一体何をやらかしたんだ?」
時宗は小馬鹿にするように、クスクスと笑う。
まさかこんな形で再会するなんて。
そんな時宗に、私はムッとして立ち上がる。
「時宗には関係ないでしょ!?あんたにかまってる暇はこっちにはないの!いいからそこどいて!」
武士)「男!その女を捕らえよ!」
そうこうしている間にも、武士達はすぐそこまでやってきている。
こうしてる場合じゃない!
ガシ。
逃げようとした私の腕を、時宗に掴まれ、私は全身の毛が逆立つようだった。