戦国ライフ-もうひとつの空-


――――――…


半蔵)「全く!何を考えておられる!?」

時宗)「それは俺が聞きたいくらいだ。ていうか、むしろ巻き込まれたのは俺の方だしな。

…って、この話まだ生きてたのか。もういいだろ?アイツが起きちまう。」


半蔵)「またはぐらかす。私が目を離すとすぐこれだ。
それも一度や二度の事ではありますまい。
いいですか!?もっとお立場を考えて…!!」


「うぅ~ん…」


時宗)《このバカ!大声を出すな!》


半蔵)「……ゴホン。とにはかくにも、厄介な事になったのは間違いありませぬ。」


時宗)「……だな。」


半蔵)「…これからどうなさるおつもりで?」


時宗)「…全く仕方ねぇな。面倒事に巻き込みやがって。

俺達までお払い箱になったら、あの女絶対島流しにしてやる。」


―――。

…眠っている間にそんな会話があったとも、ついしらず…


何も知らない私は、ぐっすりと夢の世界に落ちていたんだ…。




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