戦国ライフ-もうひとつの空-



お恋)「可愛い♪これ、私っぽくない?」

こう見ると、普通の女なんだな。
姫なんて身分だし、大方、町にすら出歩いた事なんてなかったんだろう。

瞳をキラキラさせながら、はしゃぐ姿を見ると、このまま、只のお恋として生きた方が、こいつにとっては幸せなンじゃねぇかと、俺は思いはじめていた。


そして、数日後。

半蔵から情報を得たら俺は、半蔵を通して、信長に連絡をいれた。

俺が頼れる唯一の存在だ。

彼になら、任せられる。

事が済んで、迎えに行くまで。

















< 57 / 64 >

この作品をシェア

pagetop