■年上彼氏様□
□涙■
嘘…だよね……
だって、今日…和沙は仕事だもん
震える手で携帯の番号を押した
プルル……プルル…
和沙は携帯を取り出した
隣りにいる女の人が話しかけてる
プッ……ツーツー…
……切られた……?
和沙は女の人にキスをした
………やめて
……和沙…
私が見たことない顔がたくさん
………悲しい
遊ばれてた?
………だよね、
こんな子供…相手にしないよね
私1人で浮かれてたんだ
「お前が一番だから」
偶然聞こえた和沙の言葉
………
「…っ……っく…」
和沙の一番は私じゃない…
好きじゃない私とクリスマスなんて過ごしたくないよね………
気がつくと私はひたすら走っていた