■年上彼氏様□


「…ショックだった………私には…キスだって…なかった……」



「…一方的すぎる……寂しかった…」



和沙へのプレゼントは抱き締めているからグシャグシャ



「…和…ん!!?…んぅぅ……はぅ…」



噛み付くように強いキス



「黙れ、俺にも話させろ」



……和沙の話し……?



別れ話??



…ぃゃ…いやだ…



「…俺が好きなのは、桜羽だけ」



和沙は優しく涙を拭き取る



「俺だって、桜羽に触れたい」



………



「でも、俺…桜羽に触ったら理性我慢できなくなりそうで……」



りせい??



「…りせいって何?」



「…男女の行為がしたくなるの」



その言葉に顔が熱くなる



「でも、桜羽は…親のこともあるし、怖がらせると思って」



「本当に?」



本当に私を好き?


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