■年上彼氏様□


「は?」



「…私不安だよ」



「は?桜羽?」



「和沙は本当に私が好きなの?」



「ヤバい…」



「…?……」



「……もぅ、無理…」



和沙は私を抱き上げて自分の部屋に連れていった



「ひぁっ!」



ベッドに下ろすなり、私は首筋に柔らかいものを感じる



「か、和沙ぁ…」



「…怖い?」



「…そ、うじゃなくて……」



……私のこと………



「本当に好き…桜羽、寂しい思いさしてごめんな?」



「…きゃっ!……和…」



服の中に手が入る



「…喋んないで……」



「……っ……ひゃ…」



和沙に触られた体は熱みを帯びる



頭がポーとする



何も考えられない



目の前に居る和沙に手を伸ばした


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