■年上彼氏様□
■初デート□
「ぅにゃ…」
ベッドの隣りがスースーして目を覚ました
「……和沙……」
隣りに居ない和沙
「どこ…?……また…」
どっか行っちゃった?
「ふぇ…」
寂しい
パタン
「かずさぁ…」
スエットを着た和沙が居た
パァッと私は笑顔になる
「おはよう、和沙」
和沙のスエットの端を握った
「和沙…?」
…なんで、喋んないの?
「桜羽…お前、あの状況で寝るか?普通……」
呆れたよう話す和沙
……昨日???
………ひぁぁぁぁぁ!!
「…あ、思い出した?顔赤い」
意地悪く笑う和沙
「違っ…ん!……か…はぅ…ずさ…ぁ…」
「…次は最後まで寝させねぇから」
和沙はニコリと優しく笑った
「えっ!」