■年上彼氏様□
「プニプニする~」
「ナマコじゃん…それ」
和沙は私の手の平に乗っているものを指、指した
「なまこ?」
可愛いなぁ…
「ナマコ、可愛い…」
「やっぱ、好み変わってる」
その後はイルカショーとか、サメの餌やりショー?を見たりした
…あ、可愛い…
私は、お土産屋さんに入ろうとした
その時、和沙の手が離れた
「え、ぇ…和沙…」
周りが余り見えない
人込みに飲まれた私
「…迷子?」
背後から、ネットリした気持ち悪い声がした
「違います…!」
怖いっ
「嘘ついちゃダメだよ~」
私の肩に手が触れた
「いやぁっ!!離して!」
「…うるさい、目立つだろ!!」
ビク!
怖い…和沙!
「いやっ!!和沙っ!!」
「桜羽っ!!?」