■年上彼氏様□
和沙…
「俺の…返せよ……!!」
男の人は、私を離して逃げた
「和沙…ごめんなさい…」
「あー、俺も悪かったから…」
また2人、手を繋ぎ直してお土産屋さんに入った
「…♪~」
帰りの車の中…
「それ…嬉しそうだな」
「だって、可愛いもん」
私の腕の中には、フグの縫いぐるみ
海ヘビとナマコがなかったから、フグにした
「ま、イイケド…」
こうして、初デートは終わった
「桜羽?」
家に帰ってから、和沙は私にくっついてばかり
「ど、どうしたの?」
「…昨日の、つづき……シよ??」
「ひぁ!」
私の返事を聞く間もなく、服の中に手が入ってきた
「か、和…沙…きゃぅ!」
「きゃぅって何だし…」