■年上彼氏様□



ブロロ…



和沙の車をポーッと見ていた



唇がまだ、ほんのり熱い…



「桜羽っ♪」



「ひぁ!…ビックリしたぁ~」



佳奈と玲が背後にいたのだ



「久し振り☆」



「風邪は?大丈夫?」



どうやら私は、風邪で休んでることになってたらしい……



「うん、大丈夫」



すると、玲が私の左手を掴んだ



「何?」



「可愛い指輪だね、彼氏出来た?」



「わー本当だ!ピンクの石がついてる!!」



「ぇっ!と…あの……」



和沙のこと…話した方がイイのかな?



「ゆっくり聞かせてね」



玲がニッコリ笑った



玲には誤魔化せないみたい…



「ぅん…」







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