■年上彼氏様□
その言葉で和沙は、私を見つめた
「何があった?」
「大紀君にね…好きって言われた…」
和沙に抱き付きながら、私は言った
「…それで?」
「ごめんなさいって言った…」
「そっか」
和沙は、私を抱き上げて部屋に向かった
「でも、大紀君が可哀相でね…」
「桜羽?」
「ん?」
和沙の手が服に入ってきた
「ぇ!和沙っ!!」
「可哀相なんて、思ったらその男が可哀相だ」
??
何言ってんのかよく、わからない
「桜羽は、俺を見てて?」
「うん…」
静かに頷いた