■年上彼氏様□
Side■和沙
「お前なぁ…」
目の前には、ため息をつく友哉
「あいつが心配なんだろ?」
…桜羽……
俺が金を渡したときの、桜羽は…弱々しくて……悲しみで壊れそうだった
「企業との取り引きにうまくいかなくて、あいつに当たるか?」
…俺は、かなりの重大な仕事があった
それは企業との取り引き
うまくいかない話しを毎日続ける
で、家に帰ると帰りを待ってる桜羽
正直重荷だった
俺の都合のいい様に桜羽を追い出した
指輪がなくて、一番ビックリしていたのは俺じゃない………桜羽だった
桜羽が居ないと、ただ繰り返しの毎日…
桜羽が必要で仕方ない
俺が一番桜羽を必要だった
「1人なんだろ?あいつ…頼る奴いねぇんだろ?」
桜羽は1人…
「捜そうぜ?」
友哉が言った
「…」
~♪~~♪♪~