■年上彼氏様□


携帯がなった



桜羽!?



俺は携帯をとった



『もしもし!!和沙さんですか!!!!!?』



電話の声は桜羽じゃない



「あぁ」



『桜羽が…桜羽がっ、倒れてダランとして…全然動かないんです!!』



は?



俺は携帯を握ったまま立ち上がった



「場所は?」



『高校の近くのバス停です』



「友哉、車出せるか?」



「イイけど、俺の家に連れてくるか?」



確かに…友哉の家のほうが近いな



「頼む」



■■■■■■■■■



昔の夢を見た



「「お母さん、」」



「なぁに?」



「「プレゼントです!」」



「まぁ、ありがとう」



よく考えると、私は要らない子だったんじゃないかな


< 137 / 149 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop