■年上彼氏様□
「開けないなら、開けるぞー!?」
え!
ガチャ
鍵を開ける音
開くドア
見えたのは、知らないし男の人
「ゃ…」
私は後退りをする
男の人は茶髪でチャラチャラしてた
とても和沙と知り合いには見えない
「やっぱ、居た♪」
男の人は私に近付いてくる
「ゃ、ゃぁ…」
声が震えてでてこない
「可愛い子だな…和沙、独り占めじゃん」
ガシッ!
「きゃあ!」
私は手首を掴まれた
こ、恐いよ…
「和沙はどう?もぅ、キスした?」
だんだん私を引き寄せる男の人
「ぃやぁっ、離してっ…」
「…震えてるよ?大丈夫?」
「やだ…」
和沙…
和沙……
1人の孤独感と恐さが私の涙腺を緩ます
「っ…いやぁ」
「なんで、泣き出すんだよ」
男の人の力が緩んだ