■年上彼氏様□



そんな優しさヤダよ………



優しくしないでよ……



「ふっ…うぇぇ」



「…ここだと目立つから、個室に行きますよ?」



そう言って私を引っ張る



「俺は?」



「帰って下さい?」



「ヒドっ!!和沙の悪魔!!!」



そう言うと、友哉は歩いていった



「さてと…」



和沙の視線は私をとらえた



「ぁ…ぁぅ、ごめんなさい……」



私の頬に手をあてた和沙



「なんで、謝まんの?」



「…ぁっ…え……」



私は………邪魔でしょ…?



和沙は私の手を引く



視線を感じる



「和沙さん、この資料ですけど………」



「あ、もらっときますね」



「はい」



女の人は頬を赤くしていた



………


がちゃ



少しするとついたのは、小さい部屋



ベッドにパソコンが置いてあるだけ



「ここ…は?」



「仮眠室?」



すると私をベッドに座らせた



「で、何があったんだ?」



私の傷口を触る



「いっ!!」



私の痛い所をなぞる和沙



「ぃ、痛いっっ、ゃぁ!」



「そんなに?」



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