■年上彼氏様□
私は頷く
和沙は私の傷を手当てをはじめた
「何があった?」
「高校に行く途中に、男の人に絡まれて……」
「…心配するだろ……」
頭を撫でられる私
「……な…んで…?」
「優しくするの…?」
「は?ダメなわけ??」
「家だと、恐いもん…」
和沙は目を見開いた
「…ごめんな、俺友哉が桜羽見にきてから…イライラしてて……」
和沙は私をジーと見つめる
「携帯の番号とか、知らないよな?」
小さく頷く私
「教えてやるよ」
私は携帯を渡した
「なんか、あったら連絡しろよ??」
「ぅん…」
和沙のアドレスの入った携帯を私は嬉しく思っていた………
「イイ子だな、」
ニコリと笑った和沙
私はもっと見たいと思っていた