■年上彼氏様□


「誰?」



こそっと佳奈に聞く



「大紀、自己紹介!」



すると、私を一瞬見た男子



「谷 大紀(タニダイキ)、」



「……み…わです?」



何故か私も名前を言った



「で、大紀君がなんの用なの?」



大紀君は息を大きく吸い上げた



「アドレス教えてくんね?」



「「!!!!☆☆」」



玲と佳奈はビックリしてる



「いーよ?」



すると大紀君は二カッと笑った



「まじ!?サンキュ☆」



大紀君とアドレス交換すると大紀君はどっかにいった



「桜羽!すごいね!」



佳奈が声をかけた



「…何が?」



「大紀さ、学生1のモテ男だよ!?」



確かに、カッコよかったかも……?



でも…そんな人がなんで、私に???



その後は大紀君にも会わずに、高校が終わった



きーんこーん



♪♪♪~~



携帯が鳴った



from:和沙



和沙!!!



私は携帯を急いで開いた



件名:無題
―――――――――
高校の前にいる


まだ終らないのか?



―――――――――


嬉しい………



私は、鞄を持って玄関に急いだ


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