■年上彼氏様□
だって、違いすぎる…
見た目も、年齢も…
和沙は社会人…
私は高校生…
無理だよ…
「ふっ…ぅぇぇ…」
「あ~!黙れ!!うるさい!」
ビクッ!
き、嫌われた……??
「ご、ごめんなさい…」
嫌いにならないで…
「俺…寝る……」
…怒らせちゃった……
どうしよ…
「…な、何時に起きる?」
「…知らね…」
そっか……
「ごめんね…おやすみ……」
パタン
静かに、和沙の部屋のを出た
「…はぁ…」
私はため息をついた
風邪薬って何処かな………
キッチンの棚の中にあった
お粥の準備だけしとこう……
一番消化にいいから……
和沙が起きるまで起きてよ……