■年上彼氏様□


和沙の部屋に入った



「…お前は、俺が好きなの?」



「……ひっ……く…」



「俺は、お前が好きだけど?」



「ひくっ!?」



今、なんて言った………???



「聞いてた?」



目から溢れる涙を拭き取る和沙



「…本当…なの…?」



「お前の気持ちしだいだな?」



……もう一回言わせようとしてる?



「言わない気?」



顎をクイッと和沙に固定された



「好き……」



「よく出来たな?」



「ちゅっ…んぅ…」



いきなり塞がれた唇



「今日は、ここまで」



ポンポンと頭を撫でる



離れる和沙に私はしがみつく



「行っちゃヤダよ…」



「ダメ、」



「怖くて、1人じゃ寝れない…」


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