遥か。

隣に座る拓ちゃんの顔をみると、自信に満ちあふれた表情。


おもわず見とれてしまう。



「佳奈はどこ受験するか決めたのか?」



「う〜ん。
まだ決まらない。
自分のやりたいことがまだ見つからないから、
高校もどこを受験したらいいか決められなくてさ。
はやく決めないといけないんだけどね」




「そっか〜。
じゃあ、光台高校にしろよ。
て言うか、佳奈は俺と同じとこ行かないとダメだから。
前に約束したの覚えてないのかよ?

まっいいや。

ちょっと考えといて。

佳奈の成績なら普通に行けるしさ」



「うん。
ってかなり頑張らないと無理だよ〜。」



拓ちゃん、私の成績知ってて言ってる?
光台ってかなりレベル高いし…。



.
< 16 / 76 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop