‡Ｇ†Ｏ†Ｄ†ｓ‡〜討魔の一刀〜

「それなら、うちの男衆を二、三人連れて行きなされ」




　庄屋の提案を、心苦しそうに、薬師は断った。




「庄屋さんのご厚意は、大変有り難いんですが･･････。

やはり、こういったことには、慣れ不慣れもありましてな･･････。

それに･･････」




　薬師が、困ったように言い淀む。




　一瞬、庄屋は怪訝な表情を見せたが、すぐに何かに思い当たったようだ。