‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜
「ご命令とあらば。

しかし・・・・・・」




 膩玖は、表情を曇らせた。




 秀郷は、膩玖のほうを、僅かたりとも見ていなかったが、口調で膩玖の言わんとするところを察した。




 やや長い沈黙をする。




 そして。




「致し方・・・・・・あるまい・・・・・・。

だが・・・・・・、なるべくなら、吉虎を生かしたまま、捕えよ!」
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