‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜
 重元が、「うむ」と短く応えた。




 そして思い出したように付け加える。




「生存者がおってな。

もっとも、すぐにそう呼べぬ身になってしまったが・・・・・・。

その者が申すには、強盗に入ったのは、人ならざる異形のものであったということだ」




「で、何人で押し込みを?」




「四人だったそうだ。

そして、そのうちの一人は、人の姿のままだったという」




「人の?

それは、どのような風体で?」




「分からん。

まだ若かったということだ。

さらに詳しく聞き出そうとしたところで、事切れてしまったのだ。

妖であれば、見た目など当てにはならん。

もしかすると、そやつが親玉かも知れんな」
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