‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜
 断十郎は、重元の言葉を聞きながら、思案する。




 跳梁跋扈する妖を人知れず退治する、というのが、城代の重元から命ぜられた断十郎の“特殊な任務”だった。




 断十郎は、《御使い(ミツカイ)》と呼ばれる異能者なのだ。




 他に、数人の仲間と共に、断十郎は、任務にあたっていた。




 もちろん、断十郎に断る権利など無い。
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