‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜
「承知しました。

少し、調べてみましょう」




 重元は、「うむ」と短く呟くと、用は済んだとばかりにその場を立とうとした。




 それを気配で知った断十郎が、慌てて引き留める。




「重元様!

しばしお待ちを!」




 断十郎に引き留められ、重元は、身じろぎするようなそぶりに見せかけて、座り直した。




「なんだ?

何か気になることでもあるのか?」




 重元が、訝りながら問う。
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