‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜
「いや・・・・・・。

強盗の件とは関係ありませんが・・・・・・」




 重元が、ますます訝しそうな表情になる。




「最近、城下を中心に流行っている病についてですが・・・・・・」




「その病なら、対策に苦慮しておるところだ。

何か、気になるところでもあるのか?」




 断十郎は、呑気な様子で、こめかみをポリポリと掻いた。




 だが、その様子とは裏腹に、その言葉の内容は、軽視すべからざるものだった。
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