‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜
 自然発生的なものではないのだから、その裏には、何らかの意図があることになる。




 妖の意図することなど、ロクなものではないだろう。




 断十郎が、困ったように、頭を掻く。




「根拠というか・・・・・・、まあ、その・・・・・・なんと言いますか・・・・・・。

私の勘ですな」




「そうか・・・・・・」




 重元は、眉間に深い皺を刻んだまま、前方に視線を戻した。




 そのまま、しばし無言になる。
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