‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜
「昨日ねえ。

じゃあ、本当に効く薬かどうか、まだ分かんねえんじゃねえか?」




「そうですね。

ただ、かなり安い値で売ってくれるようで。

普通だと、薬は高すぎて、庶民には手が出せませんからねえ。

そのせいもあって、評判になってるんでしょう」




 花鶏の言葉に、断十郎は、顎に手を当て考え込む。




「そうか・・・・・・。

悪いな、花鶏。

情報、ありがとよ」




 そう言って断十郎は、考え込む仕種のまま立ち去って行った。
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