‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜
 断十郎の勘は、花鶏の話に、異質なものを感じていた。




 断十郎は、自分の勘を信じる。




 今は、何に違和感を覚えたのか分からないが、村に行けば、何か分かるかも知れないのである。




 それで、断十郎は、村まで急いだのだが、思いの外、村は遠かった・・・・・・。




「クソッ!

花鶏だって、正確な場所までは知らなかったんだろうし・・・・・・。

しかし、まさか、こんなに遠いとは!

藤内(トウナイ)に出くわさなけりゃあいいが・・・・・・」




 断十郎が、ぶつぶつと不平を漏らしながら、村の中を進んで行く。
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