‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜
†
「サテト・・・・・・」
毛むくじゃらが、ぽつりと言う。
「オ前ニモ死ンデモラウカ。
小娘」
邪悪な眼差しが、凪を射抜くように向けられた。
凪は、恐怖のあまり、身動き一つ出来ない。
しかし、そこへ場の空気を読まない、呑気な声が掛けられた。
「大変申し訳ありませんが、これ以上、ここで人をあやめるのはやめていただきますよ」
およそ緊迫感のかけらもない口調だったが、毛むくじゃらはギクッとして振り返った。
すぐ背後に甚兵衛が居た。
「テメエ・・・・・・。
イッタイ何者ダァ!?」
いつの間にか、甚兵衛の手には、刀が握られている。
通常の刀よりも短めで、反りがほとんどない直刀だ。
いわゆる、忍者刀と呼ばれるやつだ。
「サテト・・・・・・」
毛むくじゃらが、ぽつりと言う。
「オ前ニモ死ンデモラウカ。
小娘」
邪悪な眼差しが、凪を射抜くように向けられた。
凪は、恐怖のあまり、身動き一つ出来ない。
しかし、そこへ場の空気を読まない、呑気な声が掛けられた。
「大変申し訳ありませんが、これ以上、ここで人をあやめるのはやめていただきますよ」
およそ緊迫感のかけらもない口調だったが、毛むくじゃらはギクッとして振り返った。
すぐ背後に甚兵衛が居た。
「テメエ・・・・・・。
イッタイ何者ダァ!?」
いつの間にか、甚兵衛の手には、刀が握られている。
通常の刀よりも短めで、反りがほとんどない直刀だ。
いわゆる、忍者刀と呼ばれるやつだ。