‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜
 甚兵衛を強烈な睡魔が襲い掛かってきた。




 魂が、活動を停止してしまうかのような強烈さだった。




「くっ!?

これが、この毛むくじゃらの特殊能力!?」




 甚兵衛は、睡魔に堪えながら、防御に専念しようとする。




 予想外に強力な能力だった。




 だが、強盗達を見て、甚兵衛は、自分の考えが、間違っていることに気付いた。




 強盗達も、戸惑い、睡魔に堪えている。




 甚兵衛がハッとする。




 昼間にも、同じ体験をしたことが思い出された。




 少女を見る。




 その少女が、昼間、会った少女であることに気が付いた。




「この少女の・・・・・・、異能!」




 少女が、精神を集中させ、異能を発動していた。




 さらに甚兵衛は、異変に気付く。
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