‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜
 ――なぜ、親父がここに居るんだ!?




 平治の心が沈んでいく・・・・・・。




 ――なぜ、親父がこんな目にあっているんだ!?




 平治の心が、深く深く沈んでいく・・・・・・。




「クックックッ」




 京允と正六が笑っている。




「事情が飲み込めてないってぇ面だなぁ、平治!」




 愉快そうに笑いながら京允が言う。




「そんな平治くんのために、いっちょ、俺が説明してやりますか」




 正六が楽しそうに言う。




「こちらは平治くんもよくご存知の方です。

そう!

君の親父さんだ!

なぜ、親父さんがここに居るんだろう、って、きっと平治くんは不思議に思ってるだろうね。

なぜかって、それはね・・・・・・」




 正六が楽しそうに平治を見る。




「お前の成長のために、俺達がわざわざ招待してやったんだよ!

お前の目の前で、殺してやるためになあ!」




 正六が、ゲラゲラ笑う。




 京允も、ニヤニヤ笑う。




 平治の目の前が、真っ暗になる。




 平治の心が、闇に堕ちていった・・・・・・。
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