‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜
 その瞬間!




 バシッ!と、何か、衝撃が、体を駆け抜けていったように、少女は感じた。




「何!?

今の!?」




 少女は、面食らい、ぺたんと尻餅をつく。




 そして、ややあって、ハッと目を見開いた。




「まさかっ!?

・・・・・・・・・・・・“九曜の勾玉”!?」




 少女が、呻くように呟いた。




 その表情が、一変する。




 少女の勾玉を見る眼差しは、先程までのあどけないものから打って変わり、知性と思慮深さを兼ね備えたものへと変わっていた。
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