‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜
 とりあえず、綺麗になったのを見て満足した少女は、少年の傷口に薬を塗っていった。




 それが済むと、さらに別の小袋を探る。




 中から、2、3粒、小さな木の実を取り出した。




 それを自分の口に放り込むと、カリッと小気味よい音を立てて、それを噛み砕いた。




 少女の口の中に、木の実の汁が広がる。




 少女が、顔をしかめた。




 相当苦い木の実であるようだ。




 少女は苦味に堪え、木の実を咀嚼した。
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