‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜
 それで今は、自分がなぜ、こんなことをしなければならないのか、自分の置かれた状況にブツブツと不平を漏らしつつ、廊下を進んでいた。




 しかし、その不平が、不意に止んだ。




 廊下の先から、足音が聞こえてくる。




 その足音に、靉苒が、内心で冷や汗をかく。




(やっば〜!

どうしよう・・・・・・)




 だが、身を隠す余裕もないまま、向こうから、人がやって来た。
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