‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜
「お早う。靉苒。

こんな所で、何をしているのかな?」




「あ〜〜〜、そのぅですね・・・・・・。

そうそう!

ちょっと散歩にでも行ってこようかなー、なんて、思ったものですから」




 靉苒は、そう言って、また、にへらと笑う。




「ほう。

散歩に?」




 寔禮が、靉苒の心の内を見透かすような眼差しで、靉苒を見る。




「靉苒。

お前は確か、“辰巳の間”の掃除をしていたのではなかったかな?」
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