only love
琥珀 「だれ?黎、どうして泣いてる?」
え?!
その声に振り向くと、そこには琥珀さん。
なんでここにいるの!?
あ、そっか。
本屋に行かなかったから
きっと心配して来てくれたんだ・・・。
レイト「ちっ・・・。」
何故か先輩は舌打ちして
あたしを琥珀さんの方に突き飛ばして
歩いて行ってしまった。
琥珀 「だいじょうぶ?どうして泣いてたの?」
心配そうな顔で声をかけてくる。
黎 「なんでも・・・ないっ。あの人は悪くないよ。
あたしが迷惑かけただけだから。」
あたしはなんとか
それだけ言った。
琥珀 「そう。ここ、レイの家だよね?僕が送ってあげたかったかも・・・。なんてねっ。それじゃあ、落ち着いたらまたゆっくり話そうね。」
今日はたまたま仕事が休みだったのだろうか
優しく微笑んで
あたしの頭を優しく撫でたその手は
遠ざかって行った。
心なしか、その背中は寂しそうに見えた
やっぱり琥珀さんは優しい。
もう少し、傍に居てほしい。
そんな思いがなかったワケじゃない
でも、そんなことをしたら
泣き出してしまうだろうから。
え?!
その声に振り向くと、そこには琥珀さん。
なんでここにいるの!?
あ、そっか。
本屋に行かなかったから
きっと心配して来てくれたんだ・・・。
レイト「ちっ・・・。」
何故か先輩は舌打ちして
あたしを琥珀さんの方に突き飛ばして
歩いて行ってしまった。
琥珀 「だいじょうぶ?どうして泣いてたの?」
心配そうな顔で声をかけてくる。
黎 「なんでも・・・ないっ。あの人は悪くないよ。
あたしが迷惑かけただけだから。」
あたしはなんとか
それだけ言った。
琥珀 「そう。ここ、レイの家だよね?僕が送ってあげたかったかも・・・。なんてねっ。それじゃあ、落ち着いたらまたゆっくり話そうね。」
今日はたまたま仕事が休みだったのだろうか
優しく微笑んで
あたしの頭を優しく撫でたその手は
遠ざかって行った。
心なしか、その背中は寂しそうに見えた
やっぱり琥珀さんは優しい。
もう少し、傍に居てほしい。
そんな思いがなかったワケじゃない
でも、そんなことをしたら
泣き出してしまうだろうから。