先生と恋をしました!?
「相手に自分の気持ちを
無理やり渡すなよ。」

「分かっている。」

「お前の成長に
ママが戸惑っていた。」

「知っている。」

「けどな。心配するな。
笑美が慰めているはずだ。

けど相手もお前を好きに
なったら、
どんな事があっても、
守り抜けよ。」

「ああ。」

「ねえ?まだ?」

隆志が湯船の中から
喚き出した。

親父に相談して、
良かった。
そんな気がした。

「つーちゃんの
かのじょみてみたい。」

「お前は早い。」

「ふんだ。」
直ぐに拗ねる可愛い弟。

弟が出来た時、
3人で喜んだ事を
今でも覚えている。

家族がいるからこそ、
辛さを乗り越えられる
そんな気がした。

・剛志サイド終わり・

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