白色クレヨン
アタシ達の実家は田舎だ。


まして勘当同然の姉が


実家に帰るなんて


とてもじゃないけど


出来ないだろう。


でもだからって


アタシに任せようと


思うか?普通。




戸惑うアタシを尻目に


「本当にごめんね。理子。詳しくは手紙にもしてあるしその荷物がその子の身の回り品だからよろしくね。」
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