白色クレヨン
「ちょっと!!アタシまだ引き受けるなんて言ってない!!」


「ごめん!!私もう電車の時間だから!本当にごめんね」


姉は去っていった。


これは『引き受けた』


ではなく


『引き受けさせられた』だ。


でも相変わらず


強引な姉の姿が


確認出来て


少し安心している


アタシがいた。
< 11 / 19 >

この作品をシェア

pagetop