風の旅
「突然、して、ごめん。」
すこーしじゃれた後(ごめんなさい嘘です、おもいっきりイタしました・・・だって、瑞姫は嫌がらないんだよ・・・。)
お互いシャワーを浴びて、あまり動きたくないらしい瑞姫の代わりに(初めての女の子に、無理をさせすぎました・・・。)
トーストと目玉焼きを用意して遅い朝食(そんなに寝たつもりはなかったのに、時計を見たら、既に10時を回っていた・・・。)をとっている時。
隣で、俺にもたれかかってトーストをもそもそかじっている瑞姫に謝った。
てゆーか、いくら感情が高ぶったからって、あれじゃあ瑞姫をいじめてたとかいう異母兄とおんなじなんじゃないのか、俺!
かるーく後悔の念にさいなまれていると、瑞姫は笑っていた。
『梗丙のこと、好きだから、いいよ。梗丙も、私のこと好きだから、してくれたんでしょ?』
俺のこと信じろとはいったけど、ここまで自信をもってこう言われると、なんだか照れる。
「…もちろん?誰よりも大切に、愛してますけども?」
『幸せだよ。』
ちゅ、と軽く瑞姫が自分の唇を俺のそれに押し当ててきた。
それは瑞姫が好きだというから買ってきた、ブルーベリージャムの味。
・・・こっちが幸せだよ・・・。
なんだか、やたら満たされてしまった。
*
すこーしじゃれた後(ごめんなさい嘘です、おもいっきりイタしました・・・だって、瑞姫は嫌がらないんだよ・・・。)
お互いシャワーを浴びて、あまり動きたくないらしい瑞姫の代わりに(初めての女の子に、無理をさせすぎました・・・。)
トーストと目玉焼きを用意して遅い朝食(そんなに寝たつもりはなかったのに、時計を見たら、既に10時を回っていた・・・。)をとっている時。
隣で、俺にもたれかかってトーストをもそもそかじっている瑞姫に謝った。
てゆーか、いくら感情が高ぶったからって、あれじゃあ瑞姫をいじめてたとかいう異母兄とおんなじなんじゃないのか、俺!
かるーく後悔の念にさいなまれていると、瑞姫は笑っていた。
『梗丙のこと、好きだから、いいよ。梗丙も、私のこと好きだから、してくれたんでしょ?』
俺のこと信じろとはいったけど、ここまで自信をもってこう言われると、なんだか照れる。
「…もちろん?誰よりも大切に、愛してますけども?」
『幸せだよ。』
ちゅ、と軽く瑞姫が自分の唇を俺のそれに押し当ててきた。
それは瑞姫が好きだというから買ってきた、ブルーベリージャムの味。
・・・こっちが幸せだよ・・・。
なんだか、やたら満たされてしまった。
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