短編集
あたしの好きなもの



あたしの好きなもの。

ケーキに、お菓子。

体育の授業に、お昼寝。

学校に、友達、家族。


それに、


「ひーなっ」


君があたしを呼ぶ声。


「何、太陽?」
「今日も、好きだよ」

「ば、ばかじゃないの?」

甘く囁かれた言葉に、顔に熱が集まるのが分かった。

「ばかかもね。ひなは、俺のこと好き?」

「、、あたりまえ」


へへっ、そうやってへらっと笑う君。


゙あたしの好きなもの゙
(1番は、キミ)



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