巡愛。~ずっと好きだった~
「…はい。」
わ、何か私、ヒートアップしちゃった…!
「きょ…今日も遅いなら、食べていく?トマトカレー作るつもりなんだけど…っ」
わ、言っちゃった…!
「…良いのか?」
「うん…!カレー、一人だとなかなか減らないから…!」
ドキドキしながら、健ちゃんの返事を待った。
「ありがとう…助かる。」
少し、照れ臭そうに微笑む健ちゃんを見て、私は一気にテンションが上がった。
宿題をして待ってると言う健ちゃん。
私は気合いを入れて料理を始めた。
優太と付き合ってた頃は、時々優太が食べに来て、気合い入ってたっけ。