巡愛。~ずっと好きだった~
夏を新しい彼女と楽しんでる優太、失恋を引きずって何もない私…。
そう考えると虚しくなってきた。
私も…新しい恋がしたいなぁ…。
失恋を癒すのは…やっぱり恋しかない。
「ま、テレビでも見るか。」
恋しかない、と言っても今はする事が見つからない。
テレビでも見ようとしたその時、玄関のチャイムが鳴った。
「はーい!」
扉を開けると…そこにはまた健ちゃんが立っていた。
健ちゃんを見るなり、誘ってくれたが寝ていた事を思い出し…恥ずかしくて堪らない。
「やっと起きたのか。」