愛があれば幸せになれる
そしてその日から光太とはよく話すようになった。
『あのさ-今思ったんだけど何であの時に広場のベンチで寝てたの?』
『えっ…あっえっと…』

思い出してしまった。
思い出したくもない過去のこと

『おい…?どうした?顔色悪いぞ?』
『ごめん。』

私は走ってその場から離れた。何だか光太の顔も見ると思い出してしまいそうでその日から光太のことを避けていた。


そして麻理が言ってきた。

『何かあったの?最近光太くんを避けてるじゃん。まあ私にとってはいいことなんだけど-!』
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