キミの隣に
 
『大体、里奈が受けてくれりゃー
話が早かったんだぜ?』

『いっつも、こんなギリで
合うわけないでしょうがっ!?
んじゃ、あとはヨロシク。』

そういって、里奈は
電話をきってしまった。

・・・っつーか、

譜面と一緒に
メアド書いたメモ・・・
入れておいたんだけどな。

里奈を介すとは。

俺は、よほど
嫌われてるのか・・・

彼女が、メモに
気付いてないか・・・

・・・前者かな。

アイツの周りの人間と
仲悪しだからな。

多少なり、
影響受けてんのかな。

いつも、大体、こうなるよな。

チャラチャラ周りに
誰だかはいるけど

興味のある奴から
さけられる。


 
ま、いいけど。

 
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